バイクツーリング初心者の方にぴったりな湧水を巡るツーリングコースをご紹介します。中央道大月ICを起点に、山梨県の名湧水スポット「忍野八海」を訪れ、その後「道志みち」を通って美しい山間の景色を満喫する往復ルートです。このコースは、走行距離や道の難易度が適度で、湧水の魅力とライディングの爽快感を同時に楽しめる内容となっています。
忍野八海で湧水の美しさを堪能
中央道大月ICを降りてから約40分の場所にある「忍野八海」は、富士山の伏流水が生み出す湧水池の集まりです。8つの池それぞれに異なる特徴があり、その透明度と澄んだ水の美しさに目を奪われます。特に「出口池」や「鏡池」は、水面に映る富士山と湧水の透明度が楽しめるスポットとして有名です。
到着後は、バイクを指定の駐車場に停めて池の周辺を散策しましょう。池に近づくと、冷たく澄み切った水の流れが間近で感じられ、その場で汲んだ水を味わうことも可能です。また、池の周りには土産物店や湧水を使った料理を楽しめる食事処もあり、立ち寄ることで観光も満喫できます。
忍野八海の清らかな水に触れると、日常の疲れが癒されると同時に、自然の力を感じることができるでしょう。
ライディングを楽しむ「道志みち」
忍野八海を出発した後は、山中湖方面へ向かい「道志みち」に入ります。この道は、国道413号線として知られ、道志村を通り相模原方面へ続く全長約40kmの山間ルートです。道志みちは適度なカーブが多く、初心者でも安心して楽しめる走行環境が整っています。
途中、道志みち沿いには美しい渓流やキャンプ場が点在しており、バイクを停めて休憩できるスポットが豊富です。おすすめは「道の駅どうし」。ここでは、新鮮な地元の野菜や特産品を購入できるほか、湧水を使った豆腐やソフトクリームを楽しむことができます。また、道志川の清流がすぐそばにあり、自然の音を聞きながらのんびり過ごせる場所です。
初心者にも優しいルート設計
このツーリングコースは、全体の距離が適度であり、道幅も広めなため初心者にも安心して走れる設計になっています。中央道を利用することでアクセスも良く、道志みちの山間ルートでは大自然の中で走る爽快感を存分に味わうことができます。
道志みちを抜けた後は、中央道・相模湖ICから帰路につくルートが一般的ですが、途中で温泉施設に立ち寄るのもおすすめです。「道志の湯」は、道志みち沿いにある日帰り温泉施設で、湧水を活かした清らかな湯に浸かることができます。湧水を巡った後に、体を癒して帰るのもまた一つの楽しみ方です。
湧水とライディングの魅力を楽しむ一日
山梨県の忍野八海と道志みちを巡るこのコースは、湧水の美しさとツーリングの楽しさを一度に味わえる充実のルートです。湧水に癒され、美しい山間の風景を満喫しながら、安全で快適なライディングを楽しむことができます。
次の休みには、ぜひこの初心者向けツーリングコースで、大自然と湧水の魅力を堪能してみてください。忍野八海の透明な水と道志みちの爽快な空気が、あなたの旅を特別なものにしてくれることでしょう。